天文15年(1546)小田原から進出してきた北条氏に敗れ、 また天正18年(1590)には北条氏が豊臣秀吉に倒されて、 同年8月徳川家康の関東入国により領地内が整備されたため、 滝の城は廃城になったと推測されます。
滝の城址は、JR武蔵野線、 東所沢駅から東へ約1.5Km柳瀬川を南に控えた崖の上にある景勝の地で、 本丸を囲んで作られた土塁、 空堀などが昔のまま比較的よく残されており、 春、秋の眺めは美しく、大正14年埼玉県指定史跡に指定され、 現在では散歩道も整備されて滝の城址公園となっています。
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資料提供:所沢市経済部商工課