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滝の城址・滝の城址公園のご案内

滝の城の築城者は不明ですが、 おそらく正平11年(1356)に当地を足利幕府から領地として与えられた大石氏が、 江戸城・川越城・岩槻城に対抗して狭山丘陵から柳瀬川沿いの勢力網を確保し警戒するため、 志木市の柏の城とともに15世紀後半から 16世紀前半に防戦強固の城を築いたと考えられています。

天文15年(1546)小田原から進出してきた北条氏に敗れ、 また天正18年(1590)には北条氏が豊臣秀吉に倒されて、 同年8月徳川家康の関東入国により領地内が整備されたため、 滝の城は廃城になったと推測されます。

滝の城址は、JR武蔵野線、 東所沢駅から東へ約1.5Km柳瀬川を南に控えた崖の上にある景勝の地で、 本丸を囲んで作られた土塁、 空堀などが昔のまま比較的よく残されており、 春、秋の眺めは美しく、大正14年埼玉県指定史跡に指定され、 現在では散歩道も整備されて滝の城址公園となっています。


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滝の城址 城山神社 1 城山神社 2 滝の城址公園

資料提供:所沢市経済部商工課


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