DRT様作品:「我が元に集え少女」
 
 
 
「ねぇねぇオーフェン、綺麗な夜空よ」
「ああ」
全身を黒で統一し、胸元には力ある魔術師の称号にして牙の塔の出身の証ドラゴンの紋章
を下げている男、オーフェンは少女の言葉にそっけなく答えた。
「ちょっと、なんかつまらなそうな顔してるわね」
地味な登山服にジーンズの格好の少女、クリーオウはオーフェンを睨みつけた。
「つまらないんじゃなくて眠いんだよ。第一なんで俺だけこんな夜中に起こされなきゃ
ならねぇんだ?」
「だってぇ」
クリーオウは夜空を見上げると、再びオーフェンに振り返った。
「ちょっと夜空を見たくなったんだけど、マジクじゃロマン無いし、レキは寝ちゃってて
起こすのが可哀想だし」
「で、なんで俺なんだ?」
「それは…」
クリーオウはオーフェンに詰め寄り、そして顔を近づける。
「オーフェンなら星の事とか色々教えてくれそうだから」
「あのなぁ、俺だってそんなに詳しいわけじゃねぇんだぞ」
オーフェンが後ろに振り返っていた時、クリーオウは何かを見つけそれに近づいていた。
「俺が知ってるといえば星座とかそういうのぐらいだぞ…って、おいクリーオウ!
そいつを食うな!」
オーフェンがクリーオウに向き直した時、彼女はリンゴらしき実を手に取りかじろうと
していた。
「へ?」
オーフェンがクリーオウに叫んだ時すでに遅く、彼女はリンゴの実らしき物を
1かじりしていた。
「何よいきなり。このリンゴがどうしたっていうのよ?」
「そいつはリンゴじゃねぇ、クーアの実っていう毒の実だぞ」
「え!?」
オーフェンの言葉にクリーオウはクーアの実を取り落とした。
「私、死んじゃうの…」
「死にやしねぇよ。ただ…」
「ただ?え?」
突然、クリーオウが膝まつく、そして息を荒げ悶えだした。
「クーアの実は強力な媚薬なんだよ。例え1かじりしただけでも強烈に効くんだ」
「あ…ああ……」
クリーオウは股間を擦りだし、そして悶え狂っていった。
「オー…フェン……た…助けて……」
クリーオウの頬を一筋の涙が流れていた。
(どうすりゃいいんだ?)
オーフェンは悩んだ。このままにしとくべきか、あるいは……
「オーフェン……」
「!」
クリーオウはオーフェンに近づき、そしてキスをした。
クリーオウの表情は何かを求めているように、オーフェンを見つめている。
(仕方が無いか……)
そして、オーフェンはクリーオウを優しく抱き寄せた。

「ああ…」
オーフェンはあらわになったクリーオウの胸を揉み、そして乳首をいじっていた。
「小さい胸だな」
「悪かったわね…小さい胸で……」
「でも、可愛い胸だと思うけどな」
「え?」
オーフェンの言葉にクリーオウは思わず赤くなっていく。
「何…いってのよ……」
くちゅ
「ひゃ!」
突然、オーフェンの指がクリーオウのアソコに入っていく。
「や…だめ……いい、感じちゃう……」
オーフェンの指に合わせ、クリーオウは悶えていく。
「やあぁぁぁ…イっちゃうぅぅぅ…」
クリーオウはイってしまい、そのままオーフェンにもたれかかった。
「これで気が済んだだろ、さぁ宿に戻るぞ」
「いや…」
「な!?」
クリーオウはいきなりオーフェンのズボンを下ろし、そしてオーフェンのものを
自らの中に入れていった。
ずぬうぅぅ
「ひゃぁ…いいよぅ…」
「ばか…離れろ!」
しかし、その声も届かずクリーオウの動きは激しくなっていった。
「てめぇ処女のはずだろ、痛くねぇのかよ」
オーフェンはクリーオウのアソコを見てみると、血が流れているのがわかる。
「わかんない…けど…けどこうしてると気持ち良いのぉ」
(クーアの実のせいで痛みすら快楽になっちまってるな)
クリーオウは今、快楽に身を委ね、そして激しく腰を動かしていった。
(なんて締め付けだ、もうイっちまうぞ俺は)
「クリーオウ離れろ!」
オーフェンはクリーオウを引き離そうとした、だが彼女はしっかりとオーフェンに
抱きつき、離れることはできなかった。
「やあぁぁぁ…なんか熱いのが流れてくるよう…あああぁぁぁ……」
オーフェンの精液がクリーオウの中へと流れていった時、彼女はまたイってしまった。

「ねぇオーフェン」
「なんだよ?」
あの後、二人は芝生に寝そべり星空を見上げていた。
「私のこと、好き?」
「突然何言い出すかと思えば…」
「ねぇ、どうなの?もしかして、今日のことで嫌いになった?」
「あのな、前にも言ったはずだぞ。お前は俺のパートナーだってな」
「うん…」
オーフェンの言葉に、クリーオウは涙を流していた。
「ねぇ、オーフェン」
「なんだよ?」
「また、やろっか?」
「お前、さっきやったばかりだろうが」
「ねぇ、やろ」
「………」
(どうして俺ってこういう顔に弱いんだろ)
クリーオウの愛らしい表情にオーフェンは言葉を無くしてしまう。
「わかったよ…」
「ありがと」
二人はゆっくりとキスをし、優しく抱き合った。
そして、二人の行為は日が昇るまで続いた。
 
 
 
 
 
 
あとがき
 
作者:さてみなさん、今回の「我が元に集え少女」はいかがだったでしょうか?
シンジ:なんか、今回は短くないか?
作者:いや、悪平さんにオーフェンものを書くって言っちゃったからさ、
   ちょいと書くのに手間取って、で、短くなっちゃったわけ。
シンジ:他にもあるんじゃねぇのか?
作者:まぁ、書きづらかったてのもあるけどね。
シンジ:ま、そんなとこだろうな。
作者:はは、ま、そんなわけでみなさん。
作者&シンジ:またいつか会いましょう。
 
 
 



<以下、悪平コメント>
 
 
作:というわけで、本当にいつもありがとうございますなDRT様作品、
  「我が元に集え少女」です。
 
L:あんた、結構これ気に入ってたわね。
 
作:おう!
  結構オーフェンは気に入ってる作品だし、
  おいらはTVから見始めているんだけどクリーオウはなかなか良いな、って。
 
L:またそういう安易な思考なのね……
 
作:悪かったなぁ!安易で!!
 
L:もっとこう、なんか知的なコメントはないの?
 
作:ない!
 
L:……………………はぁ………………………
 
作:おいしい物をおいしいと言い、
  便利な物を便利という!!!
  一体これのなにが悪いのか!?否!!正義なり!!!
 
L:わたしゃ正義ぢゃないけど……
  でもそれは違うと思うぞ……
 
 
 

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