ディズニーランドの駐車場が砂に飲まれているような映像や、 マンホールが浮き上がって突出してうねっている道路、 これ、地盤の『液状化』によるもの。
建築士の資格を取る際には必ず出会う液状化ですが、 これまでは本格的な事例がなかったようで(特に映像で) 1メートル四方くらいの水槽に水と砂が入っていて、模型の家が置いてある 簡単なモデルを地震っぽく揺らして「はい、これが液状化」ってな、 なんともよくわからない勉強をず〜っとしてきた私です。
今回の大災害で、本物の液状化を初めて知りました。 お恥かしながら。 埋め立て地が揺れに弱いのはわかっていることですが、 今後、もっと大規模な液状化対策が必要となるでしょうし、 液状化自体の研究も進んで行くものと思います。
これから建築士を目指す方には、水槽での液状化の説明はないですね。 ちょっと寂しいような。水槽で液状化を学ぶ平和な時代もよかったよ。
ニシノレイコ
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