「祭の後」

	誰もいない大通りに	落ち葉が舞い上がる
	今日			祭が終わった
	廃虚になった		露店の並び
	寂しく光る電球が	雑踏を浮き上がらせている

	無造作に捨てられたゴミ達が 秋風の中に最後の踊りを披露する
	ついさっきまでは	人が大勢いたのに
	いまではゴミと落ち葉の雑踏でしかない
	ふと突然電灯が消えた	あとは闇と静けさの支配する世界
	もう全てが終わったのだ
	また明日からは		いつもの一日が始まる
	束の間のイベントは	幕を閉じた

					94. 5. Nov.

何気なくへにょーんと書いたものです。
内容の細かい部分は無視して下さい。(半分以上切れている状態で、 感情に任せて書いたので(^^ゞ)

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