「流れ星」

	暗い藍色の空
	黒い液晶画面の様な空
	遙か彼方に様々な色の明かりが灯って
	それは空一面に散らばっている
	空の中を汽車が通ったのだろうか
	淡い煙のすじが空を走っている
	何も動くものはなく静かな空だった

	ふと 光の点が現れ空をつたっていった
	そしてまた空へと消えていった
	まるで頬を流れ落ちる涙のように流れ
	そしてすっと消えていった
	再び空は静かになった
	そして空は何事もなかったかのように
	そこへたたずんでいた

		Date : 94/09/21  Author: NOE00025 (DAMA)

高校の理科部の合宿で尾瀬に行った時にみた状況?を詩にしてみました。 DAMA

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