SPecies Project

NetBSD 1.1 インストール日記?

インストールの前準備

  • HDDの整理

    はじめにNetBSDをインストールする場所を確保する必要があるので、
    内蔵の1.6GBのハードディスクを区画整理した。
    まずは、FDISKを使ってHDDの領域を開放。(プレインストールだった
    ので、消してしまうのがちょっとばかりもったいなかった。)その後、
    領域を半分づつに分けて、一方をWindows95、もう片方をNetBSDをインス
    トールする領域とした。
    (何かがHDDにインストールされている場合は、まず一番最初にHDDのバック
    アップをとったほうがよい。)

    このときに PFDISKなどのツールを使って、NetBSDをインストールするパー
    ティションのIDを165(0xA5)と書き換える。
    そうしないと、NetBSDのインストーラーは、確保する位置情報を与えていても
    どの領域を確保するのかわからない。
    そこで、適当な場所からHDDパーティションを取ってしまうので、DOSのパー
    ティションなどが壊れてしまうことになるので注意。
    私もそれをやってしまい、Win95を再インストールするはめになった。(;_;)
    こんな状況にならないようにも、バックアップと、ドキュメントを読むこと
    は必須。

  • インストールの準備

    最初はフロッピーからブートさせるので、ブートフロッピーの作成をした。
    マニュアルに従ってディスクイメージファイルを2種、 inst-11.fs と
    Adaptec のSCSIボードを積んでいるので、カーネルは kcadp11.fsを用意。
    また、DOS上でディスクにイメージを書き込む rawrite.exe も用意した。
    これら3つのファイルをDOSマシンにFTPで持ってきて

    rawrite 

    として、後は実行ファイルの指示通りに操作。それぞれの '.fs'のファイル
    をディスクに書き込み 2枚のブートディスクを作成した。

    フロッピーは、DOSで、512/sec. でフォーマットしたものを使用した。でな
    いとうまく書き込めない。また rawriteで書き込む前に、ディスクのベリ
    ファイをしておいた方が無難。

    これでやっと、NetBSDを起動することができる....と思っていた。

    つづく
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